荻野貴司外野手がチームの連敗を5で止めた。4月25日の
楽天戦(楽天生命パーク)、3対3で迎えた延長10回。不動の二番から九番に降格した藤岡裕が、この試合3本目の安打となる二塁打で一死二塁とチャンスメークする。福山の暴投で一死三塁となると、3回に一時は逆転となる2号2ランを放っていた荻野貴が今度は鋭く左前に運ぶ決勝の適時打。さらに井上、清田も適時打で続き、終わってみれば7対3の快勝に導いた。
荻野貴は「藤岡裕がつないでくれたので何とかしたかった」と笑顔を見せ、井口監督も4月17日の
オリックス戦以来となる白星に「ホッとしました。1週間ぶり」と表情を緩めていた。