今季新加入のディロン・ジー投手が、右手指先血行障害の疑いで4月25日に帰国した。21日の広島戦(ナゴヤドーム)では、試合中に「右手指先が冷たい」と訴えており、6回途中で降板していた。精密検査のための帰国だが手術の可能性も。再来日の予定は不透明で、長期離脱の可能性が高い。

　メジャー通算51勝の実績を誇る右腕は、今季4試合に登板し3敗。うち2試合が完投負けで、クオリティスタートは達成していたが、白星と援護に恵まれない状況が続いていた。

　先発候補は多く、先発ローテーションの不安はないが、モヤやアルモンテに続く「助っ人祭り」のみこしには乗り遅れた。