榎田大樹投手が安定感抜群の投球を披露した。4月30日の
楽天戦(メットライフ)、移籍後2度目の先発マウンドに臨んだ左腕。スライダーでカウントを整え、リズム良くボールを炭谷のミットに投げ込んでいった。2回、
ウィーラーに2ランを浴び、そこから気を引き締めたというが、辻監督も「野手が守りやすい」と高い評価を与えるマウンドさばきで、6回2/3を3安打、2失点で本拠地初登板を白星で飾り、2勝目をマークした。
これでチームは開幕から本拠地で12連勝。貯金14で首位を快走するチームにとって、開幕2週間前に緊急トレードでチームの一員となった左腕の存在は大きい。