高校時代に「伊予のゴジラ」と言われ打撃でも注目をされていた秋山拓巳投手。昨季も豪快な本塁打を放ったが、今季も5月8日の
巨人戦(東京ドーム)の4回にレフトへ今季初アーチをかけた。
投げるほうでも9回5安打無失点完投。新人時代の2010年以来8年ぶりの完封勝利(9対0)を飾った。「8年ぶりというのは本当に恥ずかしいことなんですけど。週の頭を任されて、序盤から援護をいただいて、一人で投げ切れたことは、先発の役割を果たせたなと充実しています」と笑顔を見せた。
阪神の投手が完封した試合で、投手自身が本塁打を打ったのは史上7人目、36年ぶりの快挙だ。まさに阪神の二刀流・秋山ここにありだ。