確かな成長を感じさせる圧巻の投球だった。上沢直之投手が5月23日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)で先発登板し、8回5安打無失点(9回無死無走者降雨
コールドゲーム)で5勝目をマークした。
試合前から雨が降り、マウンドのコンディションは最悪。「拭いても、拭いてもボールが濡れちゃう。それでも環境は言い訳にはできない」と多彩な変化球を巧みにコーナーに投げ分け、凡打の山を築いた。16日の
西武戦(東京ドーム)に続き、自身初の2試合連続完封。
日本ハムでは2011年の
ダルビッシュ有(現カブス)の3試合連続以来となる快投だった。連続イニング無失点も22に伸ばし、防御率も驚異の1.18(5月24日現在)。若き右腕の躍進が止まらない。