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日本ハム戦で3タテを食らい、嫌な雰囲気が漂いながら交流戦に突入したが、開幕の
広島戦(三次)に7対3で快勝と好スタートを切った。暗雲を振り払ったのが四番・山川穂高内野手のバットだ。1回、先制の適時打を放つと、4対3で迎えた5回。二死走者なしで打席に入ると、フルカウントから5球、ファウルで粘って12球目、中村祐が投じた138キロの内角ストレートをフルスイング。左中間席に飛び込む、8試合ぶりの14号ソロは貴重な追加点となった。
「最近、打てていなかったので、積極的に打とうと思いました」と山川。チームの勝利のために、これからも四番らしい仕事をするだけだ。