試合前半での大量失点に完全な敗戦ムードが漂う中、一矢報いた。6月5日の
ヤクルト戦(神宮)、8回二死一、二塁で打席に入った上林誠知外野手は「何とかヒットを1本打ちたかった」。村中のフォークを鋭い当たりで右翼席にたたき込んだ。4試合連続のホームラン(3ラン)に、満足げな表情を浮かべた。
6月に入って大爆発中だ。3日の
DeNA戦(ヤフオクドーム)では3試合連続アーチに「アンビリーバボー」な上林だったが、この日は「狙ったわけではなく、たまたま本塁打になった。今日はビックリしていない」と淡々と振り返った。また、この一発も前の3発同様、左腕からで“左キラー”ぶり健在。この勢いで右左関係なく、打って打って打ちまくる。