有吉優樹投手が先発初勝利をマークした。3試合目の先発となった6月7日の
中日戦(ナゴヤドーム)、丁寧に低めに集めて7回1/3を3安打無失点、97球の力投。2回には清田が「有吉がいつも頑張っているので、早い回に点を取ってラクに投げさせてあげたいと思っていた」と45試合ぶりの2号ソロを放ち、1対0でチームを4連勝に導いた。
ルーキーイヤーの昨季は中継ぎとして53試合に登板するなどブルペンを支えたが、二木、酒居ら先発陣の不振により5月になって先発のチャンスが回ってきた。「自分で試合を作っていくのは大変。すごくうれしい」と笑顔を見せた右腕が、コマ不足に悩む先発ローテの救世主となるはずだ。