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ヤクルト 青木宣親 天国に届ける一打

 


 交流戦首位に立つとともに、セ最下位を脱した。6月5日のソフトバンク戦(神宮)では打線が爆発し、15安打12得点で交流戦6連勝をマーク。8年連続負け越しと苦手な舞台としていたが、そのジンクスも払拭するほどの好調ぶりだ。

 打つべき人がしっかりと打った。2回に山田哲が逆転の14号2ランを放つと、3回にはバレンティンが14号ソロ。そして4回にダメ押しとなる3号3ランを放ったのが青木宣親外野手だ。試合前には自身の担当スカウト、小田義人氏の訃報が届いていた。「スワローズに縁があったのも、(小田さんが)自分に目をかけてくれていたから」。青木は恩人への感謝の思いを胸に、さらなる活躍を誓った。
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