「新米パパ」が父の日に大仕事だ。九里亜蓮投手が、6月17日の
ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)でプロ初完投勝利をマークした。初回4点、6回8点の大量援護にも守られ、8回まで
デスパイネのソロ本塁打による1失点のみの好投。最終回に2本のホームランを浴びたが、踏ん張って最後まで投げ切った。「攻めの投球はできたと思う」と九里。6安打、8奪三振でマウンドを守り通したこの1勝はチームの連敗を5で止める貴重な勝利でもあった。
実はこの九里、今年2月に第1子が生まれてから約4カ月という「新米パパ」だ。折しもこの日は6月の第3日曜日。父の日に、お父さんが大きな存在感を見せた。