前半戦最終カードとなった7月9、10日の
日本ハム戦(東京ドーム)。この2日間は鷹の祭典の開幕カードということもあり球場は大いに盛り上がったが、チームは1対10、0対12と大敗。これには王球団会長も「気分は20敗したくらい」と肩を落とした。
後半戦に弾みをつけるどころか後味悪く前半戦を終えることになってしまった工藤公康監督は、ここまでの戦いを振り返り「ケガ人がいたりしてチームとして安定した戦い方ができなかった」。それでも39勝37敗、貯金を2つ作ってのターンに「試合に出ている選手たちが頑張ってくれたおかげ」と奮闘を称え、上位追撃へ「まずはしっかりと離されないように」と力を込めた。