「どんな形であっても今日勝ったのは、すごく大きい」と笑みを浮かべたのは辻監督だった。後半戦開幕カードの対
ソフトバンクに連敗スタートなったが、北九州で行われた第3戦は打線が爆発。初回、3点を先制すると、2回にも4点を加えるなど序盤から主導権を握り、終わってみれば12対5と大勝を果たして連敗をストップさせた。
試合前の円陣で山川が「2つやられたので、どんな内容でも勝ちましょう」と気合を入れたが、6回に19号3ランを放つなど5打点を挙げた浅村栄斗内野手は「いつもやられているので、ソフトバンクを倒さないと、という思いだった」。チームが一丸となってつかんだ勝利だった。