これが復調への足掛かりとなるか。松井裕樹投手が7月18日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)で同点の7回に中継ぎ登板。加藤、平沢から連続三振を奪うと、続く中村も初球のカーブで打ち取り、3者凡退に斬って取る。8回にチームが勝ち越しを決めたため、勝利投手となった。松井にとっては昨年6月24日以来、約1年ぶりの白星だ。
松井は「カーブでストライクが取れたのが良かった」と振り返った。縦に回転するカーブは、いい投げ方の確認にもなるという。それでも「今年はチームに迷惑を掛けているので何もつかなくていい」と自身の白星には無関心。「後半戦はチームが勝てるように準備したい」と巻き返しへの決意を語った。