オリックスから電撃トレードで加入した伊藤光捕手が球宴明けの7月16日の
ヤクルト戦(横浜)で早くもスタメンマスクをかぶった。投手とのサインなど短期間で頭につめ込んだ“ぶっつけ本番”状態にもかかわらず、7人もの投手を巧みにリード。2回には盗塁を阻止し、バットでは今季初安打となる中前打を放つなど新風を吹き込んだ。
7月18日の同カードでは、先発した
ウィーランドを好リードで8回1失点に導き、打っても6回に移籍後初打点となる2点二塁打で勝利に貢献。
DeNAで初勝利をつかんだ伊藤はお立ち台で「勝ちが欲しかったので、ほっとしている」と安堵の表情。新司令塔の存在がチームを変えつつある。