7月24日の
ロッテ戦(京セラドーム)は2点リードで逃げ切りが一転、6回に逆転を許すと追う立場に。それでも7回は牧原の2ラン、11回には今宮の2点適時三塁打で同点に追いついたこともあり、1点勝ち越されて迎えた12回裏も、決してあきらめムードはなかった。事実、相手のミスにより先頭の
デスパイネが出塁すると、代走で出た川島慶三内野手が奇跡を起こす。
中村晃のヒットで三塁まで進んだ川島は、続く松田の二飛でホームに頭から突っ込み、1点をもぎとった。
執念のヘッドスライディングに
ソフトバンクベンチ、観客が沸き上がる。なんとか状況を打破しようとする心意気で、悪い流れも変わってくるはずだ。