高卒5年目右腕の
古川侑利投手が7月25日の
日本ハム戦(
楽天生命パーク)に勝利し、パ・リーグ球団を相手の初勝利をマークした。今季ここまでの3勝は、すべて交流戦での結果だった。
この日は初回に2四球などで、いきなり一死満塁のピンチを迎える。それでも「大胆に攻めよう」と気持ちを切り替えると、アルシアを空振り三振、
レアードを一飛。これで一気に波に乗った。2回以降は三塁を踏ませず、この日バッテリーを組んだ山下のミットを目がけて自慢のストレートを投げ込んだ。6回117球の投球については「どんどん球数を減らし、少しでも長いイニングを投げたい」と反省。好投を続け、その立場を不動のものにしたいところだ。