1回もたず火だるまになってしまった。7月31日の日本ハム戦(釧路)、先発の石川歩投手は先頭の西川に中前打を許したのを皮切りに、打者14人から二死しか奪えず2/3回降板で自己ワーストの10失点。1イニング被安打11は86年の大洋・高橋一彦に並ぶプロ野球ワーストタイ、パ・リーグのワースト記録となり、タイトルを争っていた防御率も試合前の2.43から3.19にはね上がった。試合は1対14で大敗。

　石川は前回登板の24日ソフトバンク戦(京セラドーム)で、右肩の疲労感から2回で緊急降板したが、今回も似たような症状だったという。井口資仁監督は「1回(先発ローテを)飛ばす」と話し、翌8月1日に登録を抹消。復活の日はいつになるか。