今シーズン前半はまさかの不振に沈んでいた安部友裕内野手が、ここに来て復調気配だ。7月31日の対
ヤクルト戦(神宮)では、1点を追う4回表に同点三塁打を放つと、1点リードの8回表には、無死二塁からバックスクリーン右へ、勝負を決定づける2ランを放った。この結果には、緒方監督も、「まさかの本塁打を打ってくれた。あそこ(8回)は走者をかえしてほしいところだったが、最高の結果を出してくれた」と大喜びだった。
打率1割台と低迷し、ファームでの調整を経てオールスター明けから復帰。戻ってきた打棒でレギュラーも取り戻しつつある。昨シーズンの3割打者の復調は、頼もしい限りだ。