昨季は遊撃のレギュラー獲得を期待されていた北條史也内野手。打撃不振で苦悩した1年だった。それは今季6月まで続け、まさかの事態にもがき苦しみ続けた。しかし、6月22日に2度目の再昇格を果たすと23日から10試合連続安打を放った。そして、7月18日からも10試合連続安打を放ち、打率は3割半ばを維持し復調ぶりを示している。

　2度目の10試合連続安打を記録した7月31日の中日戦(ナゴヤドーム)では「今日の1打席目、2打席目の内容がよくなかった」と猛省し笑顔などはなかった北條。これまでの経験を糧に安心することなく、貪欲にここから遊撃のレギュラー獲りをバットでアピールしていく。