10連勝を狙うソフトバンクを止めた。8月28日の同戦(ヤフオクドーム)。「投手に助けてもらった」と井口監督が振り返ったように、先発の有吉優樹投手は初回に1点を失い、その後も毎回走者を背負ったものの、粘り強くボールを低めに集めて7回を1失点で切り抜ける。すると1対1で迎えた8回一死三塁で、有吉を好リードで支えてきた田村龍弘捕手が勝ち越しの右中間適時二塁打を放った。

　守備陣も投手を盛り立てる。勝ち越した直後の8回裏、一死二塁から松永が代打・川島に中前打を打たれるも、中堅・岡がストライク返球で二走の中村を刺した。9回は内が締め、2対1で逃げ切ってソフトバンクの連勝を9で止めた。