右ワキ腹肉離れによる1カ月強の離脱から8月25日の
阪神戦(東京ドーム)に一軍復帰していた
坂本勇人内野手が全快だ。復帰以降、連日快音を響かせているキャプテンは、一番・遊撃で出場した29日の
広島戦(東京ドーム)で初回に先発の九里を強襲する安打を放つと、2回に左前打。そして2点を追う6回二死一、三塁の場面では、九里の低めのチェンジアップを「うまく前でさばくことができました」とバットの先でとらえて左前に弾き返すなど、復帰後初の猛打賞。今季11度目で、通算132度目の猛打賞は、
与那嶺要(愛称ウォーリー)に並び、球団5位タイに。チームは延長戦の末に敗れており、この日は表情を引き締めて球場を後にした。