6連敗中、打率.063と元気がなかった五番打者に笑顔が戻った。9月13日の
DeNA戦(マツダ
広島)の2回、先頭で打席に入った
松山竜平外野手は、相手先発・飯塚(
飯塚悟史)が投じた2球目の内角低めのカーブをうまくすくい上げた。高々と上がった打球はライトスタンドへ。8月24日以来の一発は先制のソロホームラン。これが決勝弾となり(4対0)、久々のお立ち台に上がった笑顔の松山からは、お決まりの「鹿児島にいるじーちゃん、ばーちゃん、今日俺やったよ!」も飛び出した。
この日の勝利でマジックを6とすると、
ヤクルトが勝利したことで優勝決定は20日以降に。念願の地元優勝の可能性がさらに高まった。