キレイな放物線の打球がレフトスタンドに吸い込まれた。大山悠輔内野手らしい独特の軌道だ。9月11日の
中日戦(甲子園)。5対5と同点の7回。3ボール1ストライクからの真ん中低めの151キロの真っすぐを一閃。勝ち越しのソロ本塁打となった。その前の4回の打席では今季甲子園初本塁打となるバックスクリーンへのソロ本塁打を放っており、プロ入り初の1試合2本塁打を記録した。
「勝ち負けがすべてなので。最終回に塁に出られなかったのが反省。そこがすべてだと思います」と9回に逆転された後の攻撃で、最後の打者として左飛に終わったことを反省した。CS進出に向け、1打席1打席を大切にしていくつもりだ。