ここ一番で、
バティスタ外野手のパワーがさく裂だ。マジック「6」で臨んだ9月16日の
ヤクルト戦(神宮)で、「六番・ファースト」で10試合ぶりにスタメン登場すると、1回表、1点を奪った後、なお二死一、二塁で高橋のストレートをとらえ、バックスクリーンに飛び込む3ランを放った。
この一発で主導権を握ったカープは、ヤクルトの反撃を村上の2ランのみに抑え、2位との直接対決に勝利、一気にマジックを「4」として優勝に前進した。この一撃には緒方監督も「1打席目に大きな仕事をしてくれた」と賛辞を送った。これで24号としたバティスタのホームランペースは約11.5打席に1本に。これからも頼りになりそうだ。