9月25日、負ければ
広島の優勝が決まる一戦(マツダ広島)で、
ラミレス監督が執念の継投で勝利を引き寄せた。今季は中継ぎに専念していた国吉佑樹投手が2年ぶりに先発すると150キロに迫る真っすぐとカットボール、中継ぎでは封印していたフォークとカーブを駆使して、4回途中まで2安打無失点と好投。その後は昨年のCSで見せたような“マシンガン継投”で9回までに6投手を投入し、勝利に結びつけた。
ラミレス監督は、「なぜかひらめいて(先発を)決めた」と言う国吉について「直球もカットもカーブも制球されていた」と高く評価。チームはこの勝利で
巨人と並ぶ3位タイへと浮上した。