一番打者として猛威をふるった平田良介外野手だったが、9月25日の
ヤクルト戦(ナゴヤドーム)では三番に回った。平田はこれまで一番として33試合に出場し、打率.343とハイアベレージをたたき出していた。しかし、チームの連敗が始まった21日の
DeNA戦(横浜)からの4試合は、1試合あたりの平均得点わずか1点。平田を三番にすることで、得点力不足の解消を図った。
森監督のねらいどおり、1回には二死から平田の本塁打で先制。その後も効果的に得点し、4点を奪った。だが、抑えの佐藤が9回に追いつかれ、延長10回に鈴木博が勝ち越しを許して敗戦。打線のテコ入れは成功したが、投打がかみ合わなかった。