節目の勝利だ。
西勇輝投手が10月1日の
楽天戦(楽天生命パーク)で先発マウンドへ。1、2回とともに本塁打を浴びて1点ずつを奪われるも、以降は得点を与えず。2点のリードを守って7回を投げ終え、被安打4、6奪三振と粘投した。すると8回表に吉田正の本塁打で加点して5対2で勝利。西が2年ぶりのシーズン2ケタ10勝目(13敗)を挙げた。
開幕時の先発投手が相次いで離脱する中、1年間、先発ローテを守り抜き、防御率3.60と安定感も光った。自身初の開幕投手を務めるなど“先発の柱”として奮起し続け、同戦が今季最終登板に。試合後には「相手のエース級と投げ合うのは苦しかったけど、収穫のあった1年」とシーズンを振り返った。