シーズン最終盤にあの男が帰ってきた。斎藤佑樹投手が2年ぶりとなる救援登板で一軍マウンドに上がった。10月2日の
西武戦(札幌ドーム)の8回から2番手で登板し、1四球を与えたが1回を無安打無失点で切り抜けた。6月12日以来の一軍登板ということもあり、詰めかけたスタンドのファンからも1球ごとに大きな声援が飛んだ。
「温かなファンの皆さんの声がうれしかったです。内容はどうあれ、結果がゼロに抑えられて良かったです。本当にいまは結果しかないと思っているので」とその視線はすでに次戦へ。
ソフトバンクとのCSでの登板のチャンスをつかむために懸命のアピールを続ける。