自由契約となっていた田中浩康内野手が今季限りでの現役引退を発表した。2005年にドラフト自由枠で
ヤクルトに入団。戦力外を告げられ、コーチのポストを打診されながら現役にこだわり、17年に
DeNAに移籍した。今季は31試合の出場にとどまったが、「ダッグアウト・キャプテン」のポストを与えられ、若手のよきお手本となってきた。シーズン末に戦力外通告を受け、熟考の末に引退を決断した。
田中浩は「14年間のプロ野球生活。最後の2年間在籍したDeNAでは夢の続きを見させてもらいました。筒香キャプテンを中心に、チームが温かく迎え入れてくれたことは忘れることができません」と球団を通じてコメントしている。