セ・パ両リーグが最も印象深いサヨナラ打を放った選手を表彰する9、10月度の『スカパー!サヨナラ賞』に
上田剛史外野手が初めて選出された。9月4日の
中日戦(神宮)、9回に6点差を追いつき9対9の同点で迎えた11回二死一、二塁の場面。上田はカウント2─0からの3球目、135キロのスライダーをとらえると、打球は右翼席に飛び込んだ。人生初のサヨナラ本塁打でホームに生還すると、ナインからは手荒い祝福を受けた。
「素直にうれしいです。(打った瞬間は)何が起こったか分からなかった。お客さんがそういう雰囲気を作ってくれたと思う」と燕党に感謝した上田。トロフィーと賞金を贈られ笑顔を見せていた。