投球の幅を広げて先発で勝負をかける。プロ3年目を迎える山本由伸投手が、大阪・舞洲の球団施設で練習した12月24日、新球・チェンジアップを習得していることを明かした。150キロ超の直球とスライダー、カットボールを操り、セットアッパーとして台頭したが、今季は先発再転向を希望。「中継ぎなら1イニングなので2球種ぐらいでしたが、先発だとほかの球種も必要」と意図を説明した。
投球の幅を広げるのは、長いイニングを投げるため。目指すは「それは基本」と言う先発完投型だ。金子、西が移籍し、抜けた穴を埋めるべく、昨年のシーズン中から「練習していた」という新球を、今オフに“完全習得”する。