2014年はプロ野球80週年だが、プロ同士の初の試合からは78年。 36年2月9日の巨人-金鯱戦だ。 渡米壮行試合なのに巨人は3対10と完敗 日本のプロ野球の歴史は、1934年12月26日に開かれた大日本東京野球倶楽部(のちの巨人)の創立総会からスタートする。ここから2014年で80周年となるワケだ。ところで、プロ野球チーム同士の初対決というのはどうなのか? これは、36年2月9日、名古屋・鳴海球場で行われた巨人―金鯱戦ということになっている。そこから78年だ。
これは14日に第2回渡米遠征に出発する巨人の壮行試合。相手の金鯱が「名古屋金鯱軍」として創立されるのは、2月28日だから、厳密に言えばまだ本当のプロ同士の試合とは言えないのだが、まあ、それはいいだろう。金鯱はシンガリの7番目に誕生した球団で、
内藤幸三、
古谷倉之助のゴムマリ(軟式野球)出身投手が左右の両エース。急きょ寄せ集めた、の感はぬぐえなかった。
しかし、この寄せ集め軍団に巨人は勝てないのである。当時の巨人は・・・
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