いよいよWBC開幕だが、
日本ハム・
大谷翔平が参加できないのは、球趣をそぐことおびただしい──と書いたら「大谷のせいにするな!」と怒る人がいるかもしれないが、ベタボメしていた人が「二刀流は、プロの体づくりが投も打も中途半端になるから故障しやすい」なんて言い出しているから、いい加減なものだ。筆者は、大谷入団時から「投手一本で」と言い続けてきたのだが、大谷君、こういう世の中のてのひら返しなんか無視していい。アメリカに行くまでは堂々と二刀流を貫けばいいのだ。最高のお手本がある。
その名は
野口二郎。そう、1942年5月24日の大洋-名古屋戦[後楽園]で大洋の先発として延長28回を投げ抜いた(4対4の引き分け)元祖・鉄腕の、あの野口二郎である。野口はこの試合、実に・・・
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