話はやや古いが、
楽天・
松井稼頭央が、4月22日の
ソフトバンク戦[ヤフオクドーム]で、ソフトバンク・
加治屋蓮からNPB通算200号本塁打を放った。これがジャスト100人目というまことに区切りのいい一打。「200号なんて忘れてました」と松井稼。10月に42歳になる超の上に超がつくベテラン。達成した記録が多過ぎるし「ホームランは自分に一番縁のないもの」(松井)とあっては、忘れても仕方のない数字かも。
筆者には本塁打の100人目というと忘れられない記憶がある。野球記者として働き出した1974年当時は、100号本塁打さえ100人に達していなかった(79人)。ここから100人目が誕生するまで5年かかっている。ボールが飛ぶようになっていたし、球場も両翼90メートル前後の時代。それでも5年。本塁打は貴重品の時代だった。78年を終えて100号本塁打は、ようやく98人となった。79年には、まず大台達成は間違いなし、となった。さて、100人目の100号本塁打を放ったのはだれでしょう?
これが意外にも、あの“世界の・・・
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