週刊ベースボールONLINE


第71回JABA東京スポニチ大会

 

JR東日本に左右の大砲2人、社会人デビューで爆発の予感


ともに大学時代は神宮でパワフルな打棒を披露した渡辺[写真左]と丸子。社会人でも得意分野の打撃に磨きをかけ、2年後のプロを目指す



 社会人野球のシーズン最初の公式戦となるJABA東京スポニチ大会は新人選手のデビュー戦としても注目される。今年は93人の新人・移籍選手が登録された。中でも注目なのがJR東日本に進んだ早大・丸子達也と専大・渡辺和哉だ。東京六大学と東都を代表する存在だった2人がそろい踏みし、社会人の春を彩る。

 ともに昨年12月から合流。社会人野球の印象を、丸子は「小さいプレーでも突き詰めて、ミスを少なくしていくのがすごいと思う。確実にアウトを求められますから。守備走塁もすごく大事」と語る。早大4年春からレギュラーに定着し、春は打率.438をマークして首位打者を獲得。左の長距離打者として春秋リーグ戦、全日本大学選手権優勝と3冠の原動力となった。豊かな体格を生かした豪快なスイングが持ち味。今まで細かく打撃を指導されることはなかったというが「JR東日本に来てフォームのアドバイスを受けた。タイミングの取り方、待ち方を一つひとつ教えてもらった」と将来への土台作りの真っ最中だ。守備でも一塁と外野もこなし、出場機会をうかがう。ドラフト解禁となる2年目でのプロ入りが目標。「まずは(四番の)松本(晃、横浜商大)さんを退けないとプロには行けない。下克上のつもりで頑張りたい。1年目なのでまずはチームプレーに徹し、チャンスでかえせる打者になりたい」と力を込める・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球取材班、ベースボールライターによる、高校・大学・社会人野球の読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング