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東京六大学野球連盟

左腕エース・宮台康平を援護する「赤門打線」のキーマン・田口耕蔵

 

大学日本代表候補で進化した長打力


2年秋まで1安打だった男が、今春は打率.317、9打点とブレーク。右のスラッガーとしての長打力が評価され、6月の大学日本代表候補合宿に参加した/写真=矢野寿明


 東大は、宮台だけのチームではない!9月10日に開幕した東京六大学秋季リーグ戦。東大では33年ぶりに大学日本代表入りを果たした150キロ左腕・宮台康平(3年・湘南高)の投球に注目が集まる。

 ただし、東大の目標は「勝利」ではない。2002年秋以来の「勝ち点」だ。1カードで2勝するには、打線がカギを握る。その中心が四番の田口耕蔵(3年・西大和学園高)だ。

 183センチ95キロの恵まれた体格を生かした豪快なスイングが魅力の長距離砲。浜田一志監督も「長打力のある田口の前に走者をためて、ビッグイニングを作りたい」と期待する。「神宮でプレーしたい」と2浪の末に東大へ入学した田口は、2年春にリーグ戦デビューを果たす。しかし、5打数3三振とバットは空を切った。

 転機となったのは2年秋の慶大1回戦・・・

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