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明大が春秋連覇を達成、桜美林大は悲願の初優勝!!

 

主将兼エースに3回戦を投げさせないことがテーマ


明大は中日から1位指名を受けた主将兼エース・柳の活躍で春秋連覇を遂げ、胴上げされる。優勝を決めた立大2回戦はヤクルト2位指名の星が8回途中2失点で勝利投手となった/写真=高野洋


 優勝インタビューを終えた善波達也監督は、三塁側応援席でエール交換する明大の校歌に聞き入った。「春とは違う勝ち方ができて良かった」。立大との最終カードは勝ち点(2戦先勝)で優勝という条件。1、2回戦(10月23日)を連勝し、2季連続39度目のリーグ制覇を飾った。

 春は全5校から勝ち点を奪う完全優勝も、すべて3回戦以降にもつれ、10勝5敗1分。1925年秋に結成された東京六大学リーグで、史上初のVケースだった。3カードの1、3回戦で勝利投手(6勝)となった主将兼エース・柳裕也(4年・横浜高=中日1位)にシワ寄せ。エースの負担に責任を感じていたのは星知弥(4年・宇都宮工高=ヤクルト2位)。「柳に3回戦を投げさせない。2回戦で終わらせる」と、夏場は誰よりも練習を重ねた。対早大戦こそ勝ち点を落としたが、柳が5勝無敗の活躍で、星は3勝。星は3カードで2回戦に勝ち、優勝を決めた立大2回戦も8回途中2失点と試合を作った。柳は「1年のときからライバル・・・

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