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第12回関東地区大学選手権

田中正義と佐々木千隼の“5球団競合対決”は佐々木が制す

 

桜美林大・佐々木が完投し創価大・田中は4失点降板


ともにドラフト1位で5球団が競合した2人。桜美林大・佐々木[写真奥]が1失点完投で、創価大・田中[手前]との直接対決を制している


 ドラフト1位右腕による投げ合いに、横浜スタジアムはヒートアップした。10月31日は平日(月曜日)にも関わらず、4000人以上の観衆が集まり、メディアもテレビ、新聞、通信、雑誌各社の102人が2人の投球に注目した。創価大・田中正義(4年・創価高)は10月20日のドラフトで1位入札5球団競合の末に、ソフトバンクが獲得。2球団が重複した明大・柳裕也(4年・横浜高=中日)を外した1球団と、田中を外した4球団が第2回入札で桜美林大・佐々木千隼(4年・日野高)に指名が集中。史上初めて「外れ1位」で5球団が競合し、ロッテが交渉権を得た。

 2016年ドラフトの“顔”となった直接対決を制したのは佐々木だった・・・

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