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第47回明治神宮野球大会

主将・清宮幸太郎がけん引 早実(東京)の描く成長曲線

 

「全国準優勝」で得た実りと収穫の秋


神宮大会決勝では近畿地区王者・履正社高に打撃戦の末に敗れた[6対11]ものの、堂々の準優勝。三番で主将・清宮[前列左から4人目]と1年生四番・野村[同2人目]は全国屈指の破壊力の持ち主/写真=大賀章好


希代のスラッガー・清宮幸太郎を主将に据え、今秋の新チームをスタートさせた早実。リーダー自ら考えたというチームスローガンが「GO!GO!GO!」だ。

「夏の西東京大会準々決勝で八王子に敗れたときから、自分たちに何が足りないかを考えて、スピードや飛距離で力負けしないことが大事だと思いました。そこで、投手は球速5キロアップ。打者は飛距離5メートルアップ。そして全員が体重を5キロ増やす目標を立て、普段から使いやすいように『5』を『GO!』に置き換えました」

 このスローガンのもとで練習に励む一方、和泉実監督は打線に対して選球眼への意識を高めさせた。「選球眼といっても・・・

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