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東京六大学 春季リーグ戦

東京六大学春季リーグ戦 4月8日、神宮で開幕

 

左肩痛からの完全復活を目指す東大・宮台。大分、沖縄、福岡[写真]と続いた充実のキャンプを過ごし、チームの2002年秋以来の勝ち点を目指す/写真=湯浅芳昭


150キロ左腕・宮台康平擁す東大、勝ち点奪取なるか!?


 3季連続優勝を狙う明大は大学日本代表候補の左腕・齊藤大将(4年・桐蔭学園高)と、右腕・水野匡貴(4年・静岡高)の最上級生コンビの奮起に期待。また、大学日本代表候補の2年生で、本格派右腕・森下暢仁(大分商高)も成長著しい。野手も竹村春樹(4年・浦和学院高)、渡辺佳明(3年・横浜高)、逢澤峻介(3年・関西高)と侍ジャパン候補が名を連ね、しぶとい打線を形成する。

 昨秋2位の慶大は在学する投手全体で2勝とリーグワースト。ともに1勝の菊地恭志郎(3年・慶應志木高)と清水洋二郎(4年・函館ラ・サール高)だが、経験不足は否めない。早慶戦のマウンドを踏んでいる左腕・高橋佑樹(2年・川越東高)はセンスあふれる投球が持ち味で、場合によっては、昨秋のドラフト候補にも挙がった1年生右腕・関根智輝(城東高)の登板があるかもしれない。昨夏の甲子園準優勝投手・大西健斗(1年・北海高)は右ヒジ痛からの復帰段階で、今春は打撃センスを生かした野手としての神宮デビューの可能性も秘めている。打線は1年春から攻撃の軸である柳町達(2年・慶應高)、通算9本塁打の主砲・岩見雅紀(4年・比叡山高)が突破口を切り開いていきたい。

 2015年の春秋連覇から一転、昨年は2季連続でV逸した早大は頂点だけを見ている。現役最多11勝をマークしている小島和哉・・・

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