4月9日、午前8時から法大対早大のフレッシュリーグが開幕。「1時間50分を超えて新たなイニングに入らない」との特別ルールがあるため、8回で打ち切られ、早大が6対1で勝利した/写真=矢野寿明
リーグ戦の前に“弟分”が同カードで「真剣勝負」
朝の神宮球場で、2年生以下のプレーヤーたちの熱戦が繰り広げられる――。4月9日、東京六大学野球連盟の「フレッシュリーグ」が新たに開幕した。
昨年までは春秋のリーグ戦(早慶戦)終了翌日から3日間の「新人戦」を開催していた。選手たちに神宮球場でプレーする機会をより多く与えるため、今春から新人戦を発展させる形で、フレッシュリーグが創設されたのだ。
運営方式はトーナメントから総当たりに変更。これまでは、シードなしで負ければ1試合、決勝(3位決定戦)まで勝ち上がっても最大3試合しかできなかったが、各校とも5試合できることになった。昨秋まではリーグ戦登録選手でも、2年生以下ならば新人戦に出場できたが、フレッシュリーグにはリーグ戦に出場登録していない2年生以下の選手しか出場できない。
全15試合のうち、9試合はリーグ戦と同日開催で、午前8時に開始される(早慶戦時は9時)。延長はなく、試合は5回で成立。リーグ戦期間中は1時間50分を超えて新しいイニングに入らない特別ルールがある。
リーグ戦期間の9試合中、8試合はリーグ戦の第1試合と同一カードで組まれている(ベンチも同様)。当該チームの学生やファン、関係者にとってはフレッシュリーグとリーグ戦を続けて観戦できるメリットがある。東京六大学野球連盟の内藤雅之事務局長はフレッシュリーグについてこう語る。
「ファンの皆さまや関係者からはご好評いただいています。今季やってみて、修正すべき点は修正して・・・
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