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春季北海道、北信越、中国大会

伝統の「粘り」を開花させた駒大苫小牧高が4年ぶり全道V

 

駒大苫小牧高は2回途中から救援したエース・工藤が最後まで投げ切り、4年ぶり5度目の頂点に立った/写真=田中慎一郎


 春季北海道大会は5月29日から6月5日まで札幌円山球場で行われ、過去に夏の甲子園で連覇(2004、05年)を遂げた強豪・駒大苫小牧高が4年ぶり5度目の優勝を飾った。東海大札幌高との1回戦を突破すると、16、17年と2年連続でセンバツに出場している札幌第一高との2回戦では7回コールドで圧勝。勢いに乗ったチームは準決勝でタイブレークを制し、函館大有斗高との決勝は0対4からの逆転勝ち。2回途中から救援したエース右腕・工藤稜太(3年)が無失点に抑えた。さまざまなパターンで白星を重ねたのは収穫であり、夏は07年以来(春のセンバツは14年に出場)の甲子園へ向け、全国制覇(主将)の経験がある佐々木孝介監督も、大きな手応えをつかんだ。

■2017春季北海道大会結果
準決勝 函館大有斗4-2稚内大谷、駒大苫小牧9-8帯広大谷
決勝 駒大苫小牧6-4函館大有斗
優勝 駒大苫小牧4年ぶり5度目

北信越は石川対決制した星稜高がV


 北信越大会は6月3日から6日までHARD OFF ECOスタジアム新潟と、三条パール金属スタジアムで行われ、星稜高が・・・

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