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東京六大学リーグ

「努力」と「頭脳」でつかんだ1カード2勝。東大が2002秋以来の勝ち点奪取

 

東大は法大1回戦[10月7日]を9対2で快勝すると、2回戦[同8日]も8対7で逃げ切り、30季ぶりの勝ち点。プロ注目の150キロ左腕・宮台[中央]は前日の完投に続き、2回戦も6回から救援して勝利へ導いた/写真=松田杏子


「七転八起」を具現化し悲願達成


 東京六大学リーグ戦は勝ち点制である。1カードで2勝を挙げると「勝ち点1」が付く。1998年春から今春まで、39季連続最下位中の東大の主将・山田大成(4年・桐朋高)は力を込めて言う。

「勝ち点がゼロということは、順位争いができていないということです」

 東大がリーグワーストの94連敗を止めたのが2015年春。13年春から母校を率いる浜田一志監督は言う。

「練習方法はずっと変わらない。食事、ランニング、筋トレ、守備、打撃。彼らには、努力をし続ける才能が・・・

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