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東都大学リーグ

“戦国東都”の名将、覚悟と決意の現場復帰

 

14年秋の勇退以降もアドバイザーの立場で、指導してきた河原井氏。4年ぶりの監督復帰で、二部で着用することはなかった一部仕様の「Aoyama」のユニフォームに戻す/写真=佐伯要


河原井正雄氏(青学大/監督) 二部低迷の母校再建へ一肌


 名将が「戦国東都」に帰ってきた。河原井正雄氏が12月1日付で青学大(東都大学二部リーグ)の監督に復帰。2日には同大学のグラウンドで、就任後の初練習を行った。

「久しぶりだな」。河原井監督は報道陣に請われて約3年ぶりに「Aoyama」の背番号「50」のユニフォームに袖を通しながら、そう言った。

 河原井監督は青学大、本田技研、青学大コーチを経て1987年に監督に就任。2010年春以来の二部降格が決まった14年秋で勇退するまでの28年間でリーグ優勝12度、大学選手権で日本一に4度導いたほか、井口資仁(現ロッテ監督)ら多くの選手を育てた。勇退後はアドバイザーとしてチームを見守ってきた。

 15年春からは善波厚司監督(現コーチ)が指揮を執り、16年春には二部で優勝を果たしたが・・・

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