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第44回社会人野球日本選手権大会

延長13回の熱戦を制した三菱重工名古屋が初制覇!!

 

単独チーム日本一と年間王座に輝いた三菱重工名古屋は、初めてダイヤモンド旗を手にして笑顔を見せる/写真=前島進


実戦想定した「完投練習」守り勝った5試合7失点


 延長7試合は史上最多。大会6日目は3試合とも延長となり、日付をまたいでいる。こうした実力拮抗の混戦を三菱重工名古屋が制し、2007年以来2度目の決勝進出で悲願の初優勝を飾った。

 チームは過渡期を迎えていた。これまでの投手陣を支えていたベテランが退き、昨年は何とか継投でしのいでいたが、そのしわ寄せが来た今夏は6年連続の都市対抗出場を逃す。夏場、7人しかいない投手陣の底上げを図るべく補強選手に選ばれた勝野昌慶(土岐商高)、西納敦史(富山大)を除く5人は「完投練習」に取り組んだ。実戦を想定し・・・

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