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東京六大学リーグ

1年春から積み重ね 慶大・柳町達が令和初の大台到達

 

早大1回戦で東京六大学リーグ史上33人目の通算100安打。試合後は「KEIO」のロゴを使って「100」のポーズを作った/写真=田中慎一郎


超一流打者の証明史上33人目の100安打達成


「通算100安打」は超一流打者の証。1925年秋から始まった東京六大学リーグの長い歴史のなかでも、これまでに32人しか到達していない。

 33人目の偉業を達成しても、柳町達(4年・慶應義塾高)は表情を変えなかった。常にチームの勝利を目指している彼らしい姿だった。

 100安打まであと1本として迎えた6月1日の早大1回戦。「一番・中堅」としてスタメン出場した。1点を追う7回、先頭打者の第4打席へ。その4球目。早大の左腕・早川隆久(3年・木更津総合高)の124キロのスライダーを左前に運んだ。

 柳町はこの後に生還。一時は追いついたが、2対3で敗れた。試合後の柳町には、やはり晴れやかな笑顔はなかった。「安打狙いというより、とにかく塁に出ようと打席に立った結果が安打につながりました。(100本目が)出て、良かったです」

 1年春の開幕の法大1回戦に「七番・中堅」で初出場。初打席で中前へ初安打を記録した。それ以来、この試合までの89試合すべて・・・

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