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春季高校野球大会

夏の地方大会開催は不透明。状況把握に努める日本高野連

 

今春のセンバツ甲子園は史上初の中止。夏の選手権[8月10日開幕]の開催も危惧されている[写真は昨夏の開会式]/写真=田中慎一郎


新型コロナウイルスの感染拡大。9地区、47都道府県大会が中止


 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、高校野球界にも大きな影を落としている。3月19日に開幕する予定だったセンバツ高校野球大会は同11日、史上初の中止が決定された。以降も都道府県大会、全国9カ所で予定されていた9地区の春季大会も中止が相次いだ。北信越大会が4月13日、青森県大会が同20日に中止が発表され、すべての春季大会が取りやめ(沖縄県大会は準々決勝後に準決勝以降の打ち切りを決定)となった。選手の健康、安全を担保することが難しいのがその理由である。

 春の公式戦が消滅した影響は大きい。実戦の場を踏めないのは当然のこと、今年から導入された球数制限(1週間で500球以内)もほとんどの加盟校が試すことができなかった。また、4月に入学した新入部員も学校が休校、また、全体練習にも参加できないことにより、連盟への部員登録さえできない状況となっている。

 全国選手権大会(8月10日開幕)の代表校を決める地方大会は6月10日の沖縄を・・・

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