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昨秋の東京覇者・関東一高 成熟の域に達したチーム力 「展開で負けない」野球を徹底

 

関東一高は明治神宮大会準々決勝で大阪桐蔭高に勝利し、大会3連覇を阻止した[写真=田中慎一郎]


 関東一高は昨秋の新チーム結成時から「公式戦無敗」を目標にしてスタートした。母校を率いる米澤貴光監督が「今年の新3年生は、期待していた世代」と話すように、旧チームの昨夏から公式戦に出場していた選手も多く、投手陣では145キロ右腕・坂井遼(3年)と左腕・畠中鉄心(3年)が2本柱を形成する。

 坂井は夏に体幹トレーニングを重ねて球速が145キロへアップ。本人も「ボールの威力が変わってきた」と話しており、秋季東京大会では創価高との決勝で完投勝利(4対1)。米澤監督は「得点を奪われても自分をコントロールして投げられるようになった」と精神面の成熟も認める。

 サウスポーの畠中はチェンジアップ、スライダー、カーブを操る技巧派。東京大会では4試合に登板し・・・

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