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6月25日に上信越地区首位の新潟が北陸地区2位の福井に勝利したことで新潟の前期上信越地区優勝が決まり、同時に石川の前期北陸地区優勝も決まった。新潟は3度目、石川は5度目の地区優勝。昨年はこの2チームがリーグ王座を争っている。静かなる闘志の安打製造機 昨年まで石川は守りのチームという印象が強かったが、今季は強力な打線がチームを勝利へ導いている。その中でも忘れてならない存在が3年目の捕手、笹沢学(西濃運輸)だ。 石川の捕手ほど固定が難しいポジションはない。石川にはリーグ発足時から在籍する深澤季生(専大)という、石川とBCLを知り尽くした精神的支柱がいる。笹沢はその絶対的存在ですら脅かす能力の高さを攻守にわたって披露する。特に優勝決定戦など、大一番での勝負強い打撃はファンの間で語り継がれていくことになるだろう。

帝京高から早大という野球エリートの道を歩んだ笹沢が野球へ取り組む姿勢は誰よりもプロ意識が高く、笹沢にあこがれる選手はリーグ内にも多い。さまざまな欲を抑え、勝利の確率をより上げるために自分は何をすべきか、と常に考えて行動する笹沢をチームプレーには欠かせない存在と誰もが認める。 勝負強い打撃について

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