週刊ベースボールONLINE

森繁和の投手考察

今週の考察対象/攝津正[ソフトバンク]

 

 過酷な中継ぎ投手としてフル回転した経験があるからこそ、今がある。今季ここまで5勝と好調のソフトバンク攝津正だ。5月19日の巨人戦(東京ドーム)こそ内海との投げ合いに敗れて今季初黒星を喫したが、6回2失点と結果は悪くなかった。杉内、ホールトンがその巨人に移籍し、和田はメジャーへ。そんな中で攝津は先発陣の柱として、与えられた大きな役割を存分に果たしている。素晴らしいと思う。

 私が中日のヘッドコーチだった昨年の日本シリーズでも対戦したが、攝津は先発、リリーフの両方で登板した。入団した09年から2年間はセットアッパーに徹し、2年連続で最優秀中継ぎ投手賞を獲得。昨年から先発に転向して、今ではリリーフで・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング